百道剣道の歩み

百道剣道は1972年(昭和47年)に地域からの
強い要望を受けて創立されました。

創立の3年ほど前から、福岡拘置所内の武道場で、当時刑務官だった岡部先生が地域の小学生に剣道を教えていたところ、人数が増えて手狭になり、百道公民館の講堂に稽古場を移したことに始まります。

創立時の指導者井上先生のもとで多くの小学生が稽古に励みました。

ほどなく人数が増え、公民館講堂も手狭になり、「百道剣道スポーツ少年団」として稽古場を百道小学校体育館へと移すことになります。

「百道剣道スポーツ少年団」の礎は、山際禮蔵先生、小山田栄先生によって築かれました。両先生の指導のもと、多くの小学生が稽古に励み、団から巣立っています。その中には、現在「百道剣道友心会」会員として活躍している剣士が数多くいます。

2002年に柏木茂弘先生が指導者となりました。その10年後の2012年に、百道剣道スポーツ少年団は百道公民館サークル協議会発足に伴い、その所属サークルとして『百道剣道少年剣友会』に名称を変更しました。

2017年より定宗和基先生が代表指導者となりました。創立から40数年の時を経て、現在も礼節を重んじる剣道の心は変わることなく次代へ受け継がれています。